クレジットカードのショッピング枠を現金化したい時、換金性の高い物を転売する方法は、昔からよく使われてきました。
その中でも、商品券などの金券類は換金性は高いものの、手に入れるのが難しかったり、売買の手間がかかって面倒だったり、カード会社から換金目的を疑われるデメリットが指摘されています。
そこで最近は、Ａｍａｚｏｎギフト券をを現金化目的で購入する人が増えてきています。
Ａｍａｚｏｎギフト券を現金化する場合の買取方法はどのような方法があるのでしょう。
購入から買取まで詳しく説明します。
Ａｍａｚｏｎギフト券の買取方法は？
Ａｍａｚｏｎギフト券をどのようにして換金するのが良いのでしょう。
大手金券ショップや、Ａｍａｚｏｎギフト券専門の買い取り業者に買い取ってもらったり、オークションやフリマアプリでの売却などいくつか方法があります。
- 金券ショップで買取
- 専門の買取業者で買取
- 売買サイトで売却する
- ヤフオクやフリマアプリで売却する
例えば、「今すぐ現金が必要だからすぐに換金したい」、「なるべく換金率の良い方法でやりたい」、「誰かに頼らず自分で換金したい」など人それぞれのニーズによっても選択肢が違ってきます。
具体期な売却方法、換金率、それぞれのメリット・デメリットなどについて説明していきます。
金券ショップで買取
一番に思いつくのは金券ショップですよね。
ギフト券や商品券、チケットなど様々な金券を扱っていますが、残念ながらＡｍａｚｏｎギフト券は店舗運営の金券ショップでは買取していないことが多いです。
というのは、Ａｍａｚｏｎギフト券は電子ギフト券だからです。
普通のギフト券や商品券はお店で提示すればレジで処理してもらえますが、Ａｍａｚｏｎギフト券は、Ａｍａｚｏｎのサイト内でネットショッピングをする際に使うギフト券です。ギフト券に記載してある番号を自分のＡｍａｚｏｎのアカウントに入力して決済に使います。
紙のギフト券は実態がありますが、電子ギフト券は番号を入力して初めて使えるかどうかが分かります。すでに使用済みのＡｍａｚｏｎギフト券であることも否定できません。
実際に使えるかどうかはアカウントに登録してみないと分からず、アカウントに登録してしまえば、取り消すことはできないため、金券ショップでは確認ができないということから買取しないのです。
ただ、ネットで買取などを行う金券ショップも数多くあり、そういった金券のネットショップだとＡｍａｚｏｎギフト券も買取していることが多いです。一度見てみると良いでしょう。
ネット買取の金券ショップのメリットはわざわざお店に行く必要がなく、自宅にいながら買取依頼ができる、店舗型のショップより換金率が5％以上高いこともある、２４時間年中無休で営業しているといったことが挙げられます。
デメリットとしては、ショップの実態が分かりづらいことです。お店の人の顔が見えませんから、詐欺に遭わないとも言い切れません。人気の優良なネット型金券ショップを見つけましょう。
換金率
換金率は９０％前後となっています。店舗型の金券ショップは８０％台といったところです。
金券ショップで換金する際の注意点
店舗型の金券ショップでも買取していることもありますが、換金率はあまり良くありません。
８０％台が平均です。そう考えるとネットの金券ショップを利用したほうが賢い選択といえます。
店舗型金券ショップのメリットは対面式だからスタッフと顔を合わせて話せるため安心、すぐにその場で買取金額を受け取ることができる、詐欺に遭いづらいといったことが挙げられます。
デメリットは先ほど言ったように換金率が低いことと、Ａｍａｚｏｎギフト券を取り扱っている店舗を探し、わざわざ出向かなくてはならないということがあります。近くに店舗がなければ少々大変ですね。そう考えるとやはりネットショップのほうが気軽に買取依頼できます。
専門の買取業者で買取
Ａｍａｚｏｎギフト券を現金化に利用する人が急激に増加したため、Ａｍａｚｏｎギフト券を専門で買取する業者がたくさんあります。
専門の買取業者はネット営業がほとんどです。Ａｍａｚｏｎギフト券だけでなく、ｉＴｕｎｅｓギフトカードやＧｏｏｇｌｅｐｌａｙギフトカードなど電子ギフト券専門で買取を行っている業者が多いです。
ネットのフォームから簡単に申込みや見積りが依頼でき、換金率も高めなので、利用する人が増えています。Ａｍａｚｏｎギフト券の買取専門だから慣れていることも安心して依頼できます。
お金は自分が指定する銀行口座に振込みしてもらえます。
換金率
換金率は８０％台後半から９０％台前半となっています。
専門の買取業者で換金する際の注意点
ネットで買取を行う業者がほとんどですが、詐欺を働こうとする悪質な業者の報告もあがっています。
嘘を言って騙してお金を振り込まなかったり、個人情報だけを盗むといった悪徳業者もいますから、業者を見分けることが大切です。
だいたい業者のサイトから申込みするのですが、ホームページが文字だけで写真やイラスト、表などがなかったり、具体的な情報が掲載されていなかったり、業者の所在地が記載されていないまたは嘘の住所が記載されていたり、電話番号がフリーダイヤルや固定電話でなく、携帯の電話番号になっているなどこのような場合は少々疑ったほうが良いといえます。
また、クレジットカードの提示やコピーの提出を求めてきたり、カードの番号や有効期限を聞いてくることもあるようです。Ａｍａｚｏｎギフト券の買取にクレジットカードは必要ありません。また、振込みの際の手数料を差し引いた最終的な振込金額を教えてくれないのは問題です。
きちんと丁寧に聞いたことには分かりやすく答えてくれる業者でなければ信頼できません。対応の悪い業者は利用しないほうが良いでしょう。
買取業者の比較サイトや口コミサイトがたくさんあるので、そういったものに目を通し人気のある優良店を利用しましょう。比較サイトや口コミサイトもたくさんあり、嘘の情報が掲載されているとも言い切れません。１つではなくいくつか見て上位にきている業者を選ぶのが無難です。
売買サイトで売却する
ギフト券専用の売買サイトがあり、そこでＡｍａｚｏｎギフト券も取引きが行われています。その名の通り、売りたい人と買いたい人が直接やりとりを行います。ヤフオクやフリマアプリに似ているものです。
amaten、アマオク！、giftissueなどの売買サイトの名前を聞いたことがある方もいるかと思います。
ｉＴｕｎｅｓギフトカードやＧｏｏｇｌｅｐｌａｙギフトカードなど電子ギフト券もたくさん出品されています。
これに登録して出品し、落札されればお金が振り込まれるというシステムです。自分で金額設定できるから換金率は自分次第です。買取業者や金券ショップよりは高い換金率が期待できます。
換金率
うまく行けば９4％前後という高換金率で売却できます。
しかし、個人間取引という性質上トラブルも多いのも事実で、支払いを拒否されるケースも増えています。
ギフト券専用売買サイトで換金する際の注意点
買い取ってもらうわけではないので、欲しい人がいなければ落札されません。買ってくれる人がいなければ売れません。
いつ売れるか分からないというデメリットはあります。
また、直接個人同士での取引をするのでトラブルになるケースも増えています。
具体的には、ギフト券のコードを送ったのに、使用済みだったという理由で支払いを拒否されるなどのトラブルです。
この場合、運営サイトは中立な立場として干渉しないという対応になるので自分で相手と交渉して支払ってもらわなくてはいけません。
これらの売買サイトは、Amazonの公式サイトでも利用しないように注意喚起がされています。
Amazonギフト券のご購入に関する注意
今の所、換金率につられて安易に利用することはおすすめ出来ない換金方法です。
ヤフオクやフリマアプリで売却する
ヤフオクなどのオークションサイトではＡｍａｚｏｎギフト券が出品されています。金券の分類にあるギフト券のカテゴリに出品されており、自分で売却額の設定ができます。
売りたい人と買いたい人が出会い、お互い納得して取引ができるため効率よく現金化できます。
オークションは、個人間取引のためトラブルが起きる可能性があるのと、トラブルを警戒して評価がたくさんついてない人は入札されづらいという面があります。
また、フリマアプリのメルカリでは、Amazonギフト券を始めとするギフト券の売買が禁止されていますので、ここで換金することは出来ません。
換金率
売買サイト同様、９５％前後で換金できます。
ヤフオクやフリマアプリで換金する際の注意点
出品または落札の手数料、登録料などがかかります。サイトごとにどのような手数料がかかるか異なりますが、何らかの手数料がかかります。
また、月額で掛かる費用もあり、いつも利用している人なら良いですが、このためだけに有料の会員登録をするのは面倒だし、もったいないですね。
また、ヤフオクなどのオークションサイトは、落札してくれる人に出会えなければ売れません。
換金しようと出品してから、落札されて現金として換金するまでは日数がかかる点も注意が必要です。
Ａｍａｚｏｎギフト券ってどうやって手に入れるの？
Ａｍａｚｏｎギフト券を現金化目的で購入する場合、クレジットカードが使えなければなりません。Ａｍａｚｏｎギフト券はクレジットカードで購入することができるのでしょうか。
Ａｍａｚｏｎギフト券はアマゾンのサイトでクレジットカード決済で購入することができます。また、現金化に向いているのはＥメールタイプです。コンビニ等で買えるカードタイプやシートタイプは現金のみの支払いです。
Ｅメールタイプを選択し、クレジットカード決済すればメールでＡｍａｚｏｎギフト券が届きます。最近、Ｅメールタイプのギフト券が現金化に使われることが多いことから購入に時間がかかるという噂があります。
これは高額決済者に対して行われていると思われます。
１０万円以上のＡｍａｚｏｎギフト券を１度に決済すると現金化ではないかと疑われ、決済に時間がかかったり、カード会社側から問い合わせが来ることもあります。購入の際には注意が必要です。
また、ヤフオクや売買サイトでもＡｍａｚｏｎギフト券が購入できます。ヤフオクならヤフーかんたん決済にクレジットカードを登録しておけば、間接的にクレジットカードで決済できます。金券類のカテゴリはクレジットカード決済できないようになっているため、間接的に使える方法を探しましょう。ギフト券売買サイトでもクレジットカード決済でＡｍａｚｏｎギフト券が購入できます。しかも１０％くらい安く購入できるからお得ですよね。
Ａｍａｚｏｎギフト券を購入する時に気を付けることは？
Ａｍａｚｏｎギフト券は現金化に利用されるようになり、購入時に気を付けたほうが良いことがあります。
Ａｍａｚｏｎギフト券の種類はＥメールタイプが良い
Ａｍａｚｏｎギフト券には様々なタイプが用意されていて、使い方に合ったギフト券を選ぶことができます。カードタイプ、チャージタイプ、Ｅメールタイプ、グリーティングカードタイプ、印刷タイプ、封筒タイプ、ボックスタイプ、シートタイプこのようにたくさんある中で、現金化に向いているのは「Ｅメールタイプ」です。
購入したら、メールでＡｍａｚｏｎギフト券が届き、現金化する時にもメールで簡単に買取先に送ることができるからです。
紙のタイプのものは郵送などで送らなければなりません。時間と手間がかかります。
買取業者もＥメールタイプのほうが都合が良いのです。
新規発行されたばかりのクレジットカードで現金化しない
Ａｍａｚｏｎギフト券で現金化する時、新規で発行されたばかりのクレジットカードを使って購入しないほうが良いでしょう。
しかもいきなり高額決済するのも危険です。カード会社から現金化が疑われます。カード会社は現金化目的でカードを使うことを禁止しています。
現金化目的で決済して支払い不能になる人が増えているからです。お金を回収できないなんてカード会社にとってみれば大変なことですからね。
カード会社に目を付けられないような使い方が望ましいので、まずは普通にお買い物などでクレジットカードを使ってから徐々に現金化にチャレンジしてみましょう。
そして、その使った分はきちんと期限内に支払いしてある履歴も作っておきましょう。支払い遅延や滞納などをした人はカード会社から見張られてしまいます。そうなってしまえば、Ａｍａｚｏｎギフト券を現金化しようとしても、この使い方は現金化ではないかとすぐに疑われる要因にもなってしまいます。
誠実な対応をしておいたほうが疑われにくいですからね。
高額な決済は現金化を疑われる
先ほどからお伝えしているとおり、高額決済は現金化を疑われる素です。時間を置いて何回かに分けて決済したり、いつも同じところで購入せず別のショップを使ってみるなど工夫してみましょう。
商品を購入して買取してもらう方法で現金化はできる？
Ａｍａｚｏｎギフト券以外で現金化する方法として商品を換金する方法があります。
換金性の高い商品を購入して現金化すれば換金率も良く現金に換えることができます。
例えばゲーム機器やゲームソフトは人気商品や発売されたばかりの物は高く売ることができます。また、家電やブランド品も現金化に向いている商品です。
家電ならパソコン、パソコン周辺機器、デジカメなどのカメラ、ｉＰｈｏｎｅやＡｎｄｒｏｉｄなどのスマホが高く換金できるものです。
ブランド品は人気があって流行のものなら転売すれば８０％くらいで現金化できます。でもちょっと間違えると５０％から６０％くらいにしかならないこともあるので注意が必要です。
Ａｍａｚｏｎギフト券以外の商品券やギフト券を使って現金化することもできます。
金券類はクレジットカードを使って購入することはできないことが一般的ですが、ＶＩＳＡやＪＣＢなどカード会社が発行するギフト券なら決まったクレジットカードではあるものの、クレジットカードで決済して購入できます。
ＪＣＢギフトカード、ＶＪＡギフトカード、三菱ＵＦＪニコスギフトカード、ＵＣギフトカードは公式サイトからクレジットカード決済ができます。ただ、こちらももちろん金券なので現金化が疑われる商品です。高額な購入はやめておいたほうが良いでしょう。
商品を使ってやる現金化は、選ぶ商品を間違えると換金率が低くなってしまいます。商品選びが重要となります。また、金券にはクレジットカード決済するための条件があるなどこちらもなかなか厳しくなっています。それを考えると、Ａｍａｚｏｎギフト券を使った現金化のほうがやりやすいといえます。
