バンドルカードは、スマホアプリで誰でも簡単に作ることができる「VISAのプリペイドカード」のことです。
スマホにアプリをインストールすれば、ネットショッピング用の「バーチャルカード」が発行されます。
プリペイドなので使う分のお金をチャージすればすぐに利用することができます。
リアルカードを発行すれば実店舗でも買い物ができます。
そして、このバンドルカードには「ポチっとチャージ」と呼ばれる機能があり、これを使えば、今お金がなくても、後払いで買い物をすることができます。
今回は、この「ポチっとチャージ」の枠を現金化する方法について解説します。
ポチっとチャージの利用方法とは?
ポチっとチャージの使い方は簡単です。
- バンドルカードアプリをダウンロードする
- アカウントを登録する
最初に簡単なアカウント設定があります。あとはポチっとチャージして使うだけです。
プリペイドですが、ポチっとチャージなら後払いだから、お金がないときや、ちょっとした現金化に使えますね。
チャージ方法
- トップ画面の「チャージ」の中にある、「ポチっとチャージ」を選択する
- 表示画面に従い、ポチっとチャージの申込み手続きを行う
- 最後にSNS認証を行う
- 認証が終わったら、チャージ金額を入力する
- すぐに反映され、カードが使える
ポチっとチャージを使うと、アプリのトップ画面に、支払金額と支払期日が表示されるようになります。
このポチっとチャージは手数料がかかりますが、手数料の額とチャージした額が表示されるので、分かりやすく忘れにくいため、使いやすさも抜群です。
手数料がかかる
ポチっとチャージを利用するのに、手数料がかかります。
1回のチャージに以下の手数料がかかりますから、忘れずに合わせて支払いましょう。
- 3,000円 ~ 10,000円 ⇒ 500円
- 11,000円 ~ 20,000円 ⇒ 800円
- 21,000円 ~ 30,000円 ⇒ 1,150円
- 31,000円 ~ 40,000円 ⇒ 1,500円
- 41,000円 ~ 50,000円 ⇒ 1,800円
振込み手数料や支払い手数料に比べるとなかなかの高額です。
少額ずつチャージすると、そのたびに手数料がかかってしまうので、使う分まとめてチャージしたほうが良いでしょう。
上限はあるか
1回につき3,000円~最大50,000円まで、1,000円単位で申込みできます。
ひと月の利用合計金額が申込みの上限金額に達した場合は、そのチャージ金額を支払うと、再度上限金額までの申込みが可能となります。
利用金額は月ごとに計算されます。
月をまたいだ合算金額をまとめて支払う、余りの金額を翌月に持ち越すなどはできません。
前月の利用代金を支払うと、当月分の申込みが可能となります。
上限額は人それぞれ違います。
以下のようなことが上限額に影響する項目となっています。
- カード利用状況
- ポチっとチャージの支払い状況
- 利用しているカード種別(バーチャルカード/バンドルカード・リアル/バンドルカード・リアル+(プラス))
支払い方法
コンビニ、ネット銀行、銀行ATM(ペイジー)から支払い方法が選べます。
支払い金額は毎月末日までのチャージ金額の合計と手数料を合わせた金額です。期限は翌月末日までで、その間の好きなタイミングで支払いすることができます。
- アプリのトップにある「支払いへ」をタップする。または、「ポチっとチャージ」の中にある「支払いタブ」をタップする。
- 「支払い方法を選ぶ」をタップする
- 表示された「コンビニ」「ネット銀行」「銀行ATM(ペイジー)」のいずれかの支払い方法を選び、支払いする。
このような手順で忘れずに支払いましょう。
もし支払い期限を過ぎると、利用規約によって下記のような手続きが行われます。
- カードの利用停止
- ポチっとチャージ申込み上限の制限
- 第三者への債権譲渡
- 支払期限の翌日から支払いに至るまでの遅延損害金の請求
必ず期日を守り、支払いを済ませましょう。
ポチっとチャージの注意点
チャージ後は取り消しできない
一度チャージすると、取り消すことはできません。
表示された期日までにチャージ金額を支払わなければなりません。
分割払いはできない
支払いは翌月末までで、一括払いになります。
分割やリボなど回数分けて支払いすることはできないのです。
上限額内で複数回に分けてチャージ申込みをしたとしても、その回数ごとに支払ったり、金額を指定して支払うこともできません。
前月分の支払いが済んでいないと新たに申込みしても承認されない
前月分の支払いが済んでいないと、今月新たに申込みしてもチャージされません。バンドルカードを使わなかったとしても、前月チャージした分は支払わなければなりません。チャージしたけど使わなかった場合は残高としてカードに残っています。それは好きなタイミングで使えます。
ポチっとチャージを使って現金化とは?
以前はバンドルカードも携帯キャリア決済でチャージができたので、携帯キャリア決済でチャージし、Amazonギフト券などを購入して売却し、現金化として使っていました。
しかし現金化利用に使われることが多くなったからでしょうか、現在は利用できません。
その代わりといえるのが、この「ポチっとチャージ」です。
先ほどお伝えした通り、一度チャージすると取り消しはできません。払い戻しもできません。直接現金に換える手段はありませんが、ポチっとチャージは後払いですから、現金化として使うことができるのです。
ポチっとチャージでチャージしたバンドルカードを使って、Amazonギフト券やiTunesカードなどの電子ギフト券を購入して売却するという方法で現金化ができます。
Amazonギフト券の購入について
Amazonギフト券はAmazon公式サイト、ヤフオク、ギフト券売買サイト、フリマアプリなどで購入できます。
上記、公式サイト以外で購入する場合、少し安く手に入る可能性は高いです。しかし、個人間での取引なのでトラブルも発生しやすいです。Amazonギフト券は金券にあたるので、余計にトラブルに巻き込まれる可能性は高いので、評価の高い出品者からの購入が望ましいといえます。
評価が少なく、評価自体があまり良くない場合は避けたほうが良いでしょう。
無難に購入するなら、公式サイトにしましょう。決済でクレジットカードを選び、バンドルカードのカード番号を入力します。
Amazonギフト券のタイプは「Eメールタイプ」を選びましょう。
また、ヤフオクは金券類がクレジットカード決済できないため、バンドルカードも使えない可能性が高いです。やはり無難に公式サイトを利用するのが良いといえます。
コンビニなどの店頭でも買えますが、店頭の場合、現金でしか支払いができませんし、買えるとしてもリアルカードでないと使えませんから、発行してもらわなければなりません。
やはりネット購入が手軽で良いということです。
iTunesカードの購入について
iTunesカードも店頭で買えますが、現金支払いしかできないことが多いです。そしてもちろんリアルカードがなければなりません。リアルカードがあれば、家電量販店のみクレジットカードが使えますから、VISAマークのある店舗でバンドルカードを使って購入することができます。
ネットならアップル公式サイト、ヤフオク、売買サイト、デジタルコード通販サイト、各キャリア(docomo、au、ソフトバンク)のオンラインストアで購入できます。
この中でバンドルカードを使って購入できるところは、アップル公式サイトとデジタルコード通販サイトだけです。
自分の好きなほうを選んで購入できます。
換金方法って?
購入したAmazonギフト券またはiTunesカードを換金する方法はいくつかあります。
専門の買取業者で買取
今はAmazonギフト券を専門で買取する業者がたくさんあります。
専門の買取業者はネット買取りしていることがほとんどです。Amazonギフト券だけでなく、iTunesギフトカードやGoogleplayギフトカード、ゲーム機用のプリペイド番号など電子ギフト券専門で買取を行っている業者が多いです。
オンラインで業者サイトの申込みフォームから買取申込みができ、換金率も高めとなっています。
Amazonギフト券の買取を専門でやっているため、業者も慣れていますから安心して依頼できます。
買取分の現金は自分が指定する銀行口座への振込みとなっています。
換金率
換金率は90%前後なので高換金率といえます。
買取業者で換金する際の注意点
ネットで買取してもらうため、業者の顔は見えません。優良な業者のふりをして詐欺を働く悪質な業者が中にはいます。
利用者を最初から騙そうと狙っていますから注意が必要です。安易に申込みしないようにしましょう。
お金が振り込まれなかったり、個人情報だけが盗まれるという悪徳業者の報告もあり、業者を見分けることが大切です。
業者のサイトをよく確認しましょう。ホームページが文字だけで写真やイラスト、表などがなく、かなりシンプルになっている、具体的な情報が掲載されていない、業者の所在地が記載されていない、または嘘の住所が記載されている、電話番号が携帯の電話番号になっているなど、当てはまることがあるなら少々怪しいです。
また、クレジットカードの提示やコピーの提出を求めてきたり、カードの番号や有効期限を聞いてくることもあるようです。Amazonギフト券の買取にクレジットカードは必要ありません。もしクレジットカードの話がでたら注意しましょう。
それから、申込み前に業者に電話して対応などを確認をしておくのも良い方法です。あえて知らないふりをして質問をしてみて、きちんと丁寧に聞いたことには分かりやすく答えてくれる業者でなければ信頼できません。対応の悪い業者は利用しないほうが良いでしょう。
買取業者の比較サイトや口コミサイトがたくさんあります。必ずチェックして人気のある利用者の多い優良店を選びましょう。ただ比較サイトや口コミサイトもたくさんあり、嘘の情報が掲載されていることもあります。全て鵜呑みにせずいくつかのサイトを見て上位にきている業者を選ぶのが無難です。
売買サイトで売却する
プリペイドのギフト券やAmazonギフト券などの電子ギフト券がメインの専用売買サイトがあります。Amazonギフト券も多数出品されており、その名の通り、売りたい人と買いたい人が直接やりとりを行います。ヤフオクやフリマアプリに似ているものです。
amatenやアマオク!、giftissueなどが利用者の多いサイトです。
iTunesギフトカードやGoogleplayギフトカードなどもたくさん出品されています。
これらのサイトに登録して出品し、落札されればお金が振り込まれるというシステムです。自分で出品金額を設定できるから換金率は自分次第です。少し価格を下げて出品したほうがお得感があり、落札されやすくなります。
買取業者や金券ショップより高い換金率が期待できます。
換金率
上手に換金できれば95%前後で売却できます。
ただ個人間での取引なのでトラブルが多く、支払いを拒否されたりというケースも増えています。
ギフト券専用売買サイトで換金する際の注意点
売買サイトは落札されなければ売却できません。買い取ってもらうわけではないので、欲しい人がいなければ落札されず、お金が入ってきません。
ですから、いつ売れるか分からないというデメリットはあります。
また、個人間での取引をするため、どうしてもトラブルは発生してしまうようです。必ずトラブルが起こるわけではありませんが、トラブルに巻き込まれる可能性があるということです。
トラブル例として、ギフト券のコードを送ったのに使用済みだったという理由で支払いを拒否されるようなことです。せっかく落札されてもお金を受け取ることができず、騙されていては元も子もありません。
そして、トラブルが起こっても運営サイト側は何も対応してくれません。あくまで個人同士の取引に任せており、トラブルには関与しません。自分で相手と解決するしかないのです。こういった場合、すでに相手と連絡が取れなくなってしまい逃げられるといったパターンもあります。
換金率は良くても、利用するには少々リスクが伴います。
ヤフオクやフリマアプリで売却する
ヤフオクなどのオークションサイトではAmazonギフト券が出品されています。金券の分類にあるギフト券のカテゴリに出品されており、自分で売却額の設定ができます。
売りたい人と買いたい人が、お互い納得して取引ができるため効率よく現金化できます。
ただオークションも個人間取引のためトラブルが起きる可能性はあります。ヤフオクは規制や監視が厳しいので他のサイトよりトラブルは少なくなっていますが、落札者は評価を見て入札を入れますから、評価が少なく、なおかつ悪い評価などがあれば入札されずらくなります。
また、たくさんの方が利用しているメルカリでは、Amazonギフト券を始めとするギフト券の売買が禁止されています。金券類の売買も行われているフリマアプリを利用しましょう。
換金率
売買サイト同様、95%前後と高換金率が期待できます。
ヤフオクやフリマアプリで換金する際の注意点
出品または落札する際に手数料や登録料などがかかります。サイトごとに手数料の名称などは異なりますが、何かしらの手数料がかかります。
また、月額利用料がかかることもあり、いつも利用している人なら良いですが、このためだけに有料の会員登録をするのは面倒だし、もったいないですね。
また、ヤフオクなどのオークションサイトも、落札してくれる人に出会えなければ売れません。
なかなか落札されなければ日数だけがかかってしまいます。必ずすぐに現金に換えられるとは限りません。
もし、なかなか落札されないなら、たくさん評価が付いている出品者を参考に工夫が必要です。